トピックス
実施要領
実施日時:2024 年(令和6年)12 月 7日(土)13:00~16:30
会 場:藤沢市役所本庁舎5階5-1・5-2会議室(対面方式)
参集範囲:慶應義塾大学、湘南工科大学、多摩大学、日本大学、文教大学
藤沢市地球温暖化対策地域協議会会員、一般市民、市内事業者
事 務 局:藤沢市環境部環境総務課 ゼロカーボン推進担当
1 プログラム
テーマ「脱炭素化に向け、自分事として考え行動しよう~デコ活の推進~」
タイムスケジュール;
13:00−13:10 開会、主催者挨拶、出席者紹介(10分)
13:10−14:00 第1部 基調講演(50分)
14:00−14:10 休憩(10分)
14:10−15:40 第2部 グループごとの意見交換(1時間30分)
15:40―16:00 全体発表(20分)
16:00−16:10 各大学教員、環境総務課の感想(10分)
16:10−16:30 その他(アンケート、感想文、集合写真など)(20分)
16:30― 閉会挨拶
(閉会後:メディア取材対応予定)
2 意見交換会の進め方
(1)第1部
「脱炭素の現状及びデコ活の取組み状況」と題して、環境省関東地方環境事務所 地域脱炭素創生室 室長補佐 楠本浩史 氏から講演していただきます。
(2)第2部
ア. 意見交換の主題は、「デコ活を推進させるため、自分事として考え行動する」としますが、自分事以外に、「学生・市民・事業者・行政が協働で取組めること」についても討論の幅を広げることをお願いします。
後述する事前学習資料をヒントに、普段の日常生活から感じられている気候変動対策や行動変容、ライフスタイルの転換に関し、事前にお考えを整理して参加ください
イ. 当日は、参加者を3~4つのグループに分けますが、その際に、所属大学が分散するよう調整します。開始前に、グループごとに司会者1名、記録者1名、全体討論の場で発表を担当する発表者1名を決めます。司会者は協議会員、発表者と記録者は兼ねて構いませんが学生から選びます。意見交換中に出た提案・アイデアは、付箋紙に記載し、用意した模造紙に貼り付けていきます。
ウ. 意見交換の進め方やまとめ方は、各グループに一任しますが、最初にグループ内の参加者の自己紹介をして、お互いの情報共有を図ることをお勧めします。まとめ方については、必ず結論を導き出す必要は無く、その時点で出された提案・アイデアを列挙していただいても構いません。
エ. 意見交換終了後、速やかに全体発表に移ります。各グループの発表者は、所属したグループの意見を集約のうえ発表していただきますが、その際に、模造紙は前方のホワイトボードに掲示し、説明の補助として利用します。
オ. 時間配分は、グループ意見交換及び集約90分、全体発表(各グループ発表・質疑応答)20分とします。
カ. 協議会会員や一般市民や各大学教員も意見交換に同席し討議に加わりますが、学生がフレッシュな意見や提案・アイデアを多く出せるよう、お互い配慮方願います。
キ. 意見交換で出された提案等は後日、協議会が作成し参加学生に配布する報告書に流用します。更に、市へ提案書として提出することも検討します。
3 意見交換テーマに関する情報
(1)背景
ア. 2015 年12月に採択された「パリ協定」では下記内容が示された。
・産業革命前からの平均気温上昇を2°C未満、できれば1.5°C未満に抑える。
・今世紀後半に人為起源の温室効果ガス排出量を正味ゼロにする。その後、IPCC(気
候変動に関する政府間パネル)の特別報告書(2018年)で、世界の平均気温は産業革命前より既に1°C上昇しており、このままのペースで気温上昇が続けば2040年前後には1.5°Cに達すると発表。
・また、温暖化を1.5°Cに止めるには、2050年前後には世界全体のCO2排出量を正
味でゼロにし、メタンなどの温室効果ガスの排出も大幅に削減する必要がある。
イ. 2021年8月に公表されたIPCC第6次評価報告書では、世界で頻発している熱波や
大雨・干ばつなどの異常気象に人間活動の影響が及んでいることは疑う余地がないと表明された。
ウ. 国内では、2020年11月に衆議院が「もはや地球温暖化問題は気候変動の域を超え
て気候危機の状況に立ち至っている」との認識を世界と共有する目的で、気候非常事態宣言を決議し、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことが宣言された。
エ. これを受けて、藤沢市では2021年2月に、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロ
を目指すなどの取組を宣言する藤沢市気候非常事態宣言を表明し、2022年3月に藤沢市地球温暖化対策実行計画を改定した。この実行計画の中では、2030年度における温室効果ガス排出量を2013年度比で46%削減することを目標としています。
オ. 2023年、国は2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革*1を強力に後押しするため、新しい国民運動「デコ活」*2の展開を始めました。これを受け、藤沢市はデコ活宣言をし、市民が暮らしの色々な分野でできるデコ活アクション例を発信しました
*1;人の意識が変わり行動や習慣が変わり、生活の仕方や様式が変わること。
*2;二酸化炭素(CO2)を減らす脱炭素(Decarbonization)と環境に優しいエコ(Eco)を含む“デコ”と活動・生活を組合わせた新しい言葉。
(2)意見交換会のねらい
世界気象機関(WMO)は2023年の世界平均気温は1850~1900年と比較して、約1.4℃上昇し、観測史上最も高かったと発表しました。国連のグテーレス事務総長は、過去最高の気温上昇の事実と猛暑による災害の大規模化を受けて、危機感を伝えるため「地球沸騰化」という表現で警鐘を鳴らしました。
地球温暖化と地球沸騰化を少しでも食い止めるために、生活の中で小まめに節電をしたり、エコバッグやマイボトルを持ち歩くなどの心掛けはとても大切ですが、それだけでは間に合わない状況になってきています。行動変容やライフスタイル変革を加速させることが必要となります。一方で、大手広告会社の調査では「脱炭素」という言葉を知っている人は90%に対し、行動に移している人は33%という結果が出ています。更に、最近の環境省のデコ活に関する調査では、「聞いたことが無い」「分からない」との回答が74%、取組みを「実践している」との回答が3%との結果が出ています。これらの調査結果は、国民・消費者の間では「脱炭素」に向けた行動が自分事として認識され、行動に移されていないことを示しています。
この意見交換会では、「デコ活」を如何に盛り上げていくかの視点で討論をお願いしたいですが、身近な学生生活で感じられた新しいアイデアや、ユニークな提案など、大学生ならではのフラットな視点で出された意見を基に、皆で意見交換できれば良いと考えます。
今回の意見交換会を通して、ご自身の意見や考えを他の方と共有することや、他の方の意見と比べることなどにより、地球温暖化対策や気候変動対策、脱炭素化などの諸問題への理解が深まり、意識や行動が拡大し、更に市の地球温暖化対策の推進に貢献できればと考えます。
(3)事前学習資料
意見交換会に際し、共通の基盤として次の動画資料をご参照ください。
(再生時間20分)
【20分でわかる!じゃあ、どうしたらいいの?】地球温暖化のリアル圧縮版③ (youtube.com)
https://www.youtube.com/watch?v=bZnHsyIoe_A
4 連絡先(事務局)
藤沢市環境部環境総務課ゼロカーボン推進担当(藤沢市役所本庁舎8階)
TEL:0466-50-3529
E-mail:fj1-kankyou-s@city.fujisawa.lg.jp
※意見交換会当日は電子メールでご連絡ください。
藤沢市地球温暖化対策地域協議会の総会を開催いたしました。
日時:2024(令和6)年5月14日(火)15時~
場所:市役所本庁舎 5階 会議室5-3(会場びWEB オンライン併用)
議決権のある当協議会会員総数20 名、総会の定足数(会員総数の 2/3 以上)14 名、出席会員数(会場・WEB 参加者)11 名、委任状数5名
以上により、本総会は成立したので、黒田議長が開会する旨を宣し、直ちに議事に入った。
1 令和5年度事業実績報告について承認された。
2 令和5年度決算報告及び監査報告について承認された。
3 令和6年度事業計画(案)について承認された。
4 令和6年度予算(案)について承認された。
5 令和6年度役員(案)について承認された。
6 会則改定(案)について一部修正を行うこととし、原則承認された。
7 令和6年度会費支払いは、銀行振込とすることのお願い
8 その他
これをもって、予定したすべての議案の審議を終了し、黒田議長が総会の閉会を宣言した。
令和6年度より、会長が交代し黒田亘より内藤貞人となった。
2023年度「第15回 地球温暖化対策に関する大学生との意見交換会」を開催いたしました。
日時:令和5年12月17日(日)
場所:市役所本庁舎5階会議室
参加メンバー
近隣の4大学(慶應義塾、湘南工科、多摩、文教)の学生・教員19名
協議会員8名、環境総務課ゼロカーボン推進担当職員2名、取材員1名
直近の3回はコロナ禍のためWEBでの開催でしたが、今回は対面形式で行いました。
第1部「大学の発表」では、学生が学内で取組んでいる活動や研究をSDGsと関連付けたり、第2部の討論に繋げられる特色のある発表を行いました。
第2部「意見交換」では「身近な気候変動対策として、私たちがどう取り組むべきか」のテーマで、参加者を3班に分けグループディスカッションを行い、気候変動に対する意識の向上と行動変容の自分事化を狙いとして活発な討論を行い、まとめとして、各グループの発表者が討論の内容を提示し、全員で成果を共有しました。意見交換は、進行係や記録係、発表者は学生が担い、協議会員はサポート役の立場で臨みました。
意見交換会終了後に参加者から感想を寄せて貰いました。地球環境に対する視野が広まった、取組みの多様性や必要性を認識できた、自分事化して行動することが大切だ、意見交換会を市民にも広げていきたい、など多くの感想・意見が寄せれました。協議会としては、これらの感想や意見を今後の意見交換会に活かしていくよう努力していきます。
2023年度視察研修会を下記にて開催いたしました。
エネルギーイノベーション綜合展見学
日時:令和6年(2024年)2月1日(木)
場所:東京ビッグサイト
内容
「地域脱炭素セミナー~官民連携で推進する脱炭素先行地域の取り組み~」の聴講
「ENEX2024 & DER/Microgrid Japan2024 & 第18回再生可能エネルギー世界展示会&フォーラム & Offshore Tech Japan2024 」見学
行程
8:00 藤沢市役所発
10:00(予定)ビッグサイト着
10:30 セミナー「地域脱炭素セミナー」
12:00 昼食
13:00 見学
15:00 集合
15:30 ビッグサイト発
17:30 藤沢市役所着(予定)→解散
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