「地球温暖化2050カーボンニュートラル対応最新技術動向(海洋産業における最新技術動向)」
概要;2050カーボンニュートラル対応に向けて海洋産業分野の最新技術動向として、1.はじめに
(COP3京都議定書~、新エネ10法令、運輸部門CO2排出量等について概説し、CO2排出量の約
半分が森林・海水吸収で海洋産業分野は重要であり、また、EEZ面積世界第6位海洋大国で海
底開発が推進されている。2.船舶排ガスIMO規制に対して、国際海運で日本がIMOリーダ役で、
国内海運も種々対応推進中、また、重質油の含有s濃度0.5%規制も実施されている。3.船舶推進
装置において電気推進システムが開発され、特に各種船舶へのポッド推進装置が普及している。代表
事例船として6基゙搭載大型客船QMII号、地球深部探索船「ちきゅう」、大型高速・カーフェリー「はま
なす」「あかしあ」二重反転プロペラ装置、南極観測調査海洋大練習船{海鷹丸}とリチュウムイオン電池推
進CO2排出ゼロ「らいちょう」の紹介、原油代替燃料LNG搭載DF機関(2元燃料可能)期待
自動車運搬船実証試験や作業船タグボート搭載試験等が推進されている。また、カーボンニュートラル適用
バイオ燃料実証試験推進中です。4.海洋水産分野の開発動向として、日本独特の浮体式・大型化
洋上風力発電開発、微細藻類ミドリムシからのバイオ燃料普及、東日本震災復興PJ・水産業発展のた
めの海洋牧場研究開発、国際的対応できる鯨気候変動解決法等について概要紹介する。
追伸;藤沢市は江ノ・湘南海岸を有する観光都市、多種企業・多大学を有する産業都市であり、
2050カーボンニュートラルに向けて豊富な海洋産業分野への進出発展が楽しみです。